027 岡山県 尾針神社の磐座

【Introduction of Iwakura 27】


□分類:磐座(狭義の磐座)

□信仰状況:神社に祭祀されている

□岩石の形状:岩群

□備考:人工物、周辺に岩石群


□住所:岡山県岡山市北区京山

□緯度経度:34°40'30.546"N 133°54'31.441"E

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延喜式の式内社である尾針神社は江戸時代には行方不明となっていましたが、栗岡宮の相殿に尾針神社が祀られていたので、栗岡宮を尾針神社と名前を変えました。これが現在の尾針神社です。

『岡山通史』には、尾張国から来た伊福部の祖神を祀ったものではないかとされています。伊福部は金属技術に関係のある支族であり、祖神は天火明命です。神社の隣は「伊福町」といい、直ぐ近くから弥生時代の土製銅鐸が出土しています。

尾針神社の奥に、数個の石が置かれています。人の手が加わっている事は確実です。

伊福部がこの磐座を造ったのか、この丘にあった縄文時代の磐座を伊福部が利用したのか、どちらかは不明ですが、この丘が古代の祭祀場であったことは間違いありません。

この磐座から見える京山は聖山でありこの磐座から京山に沈む太陽を拝んでいた可能性もあります。

現在は、『史跡 磐境の遺跡』という石碑が立っていますが、磐座と呼ぶのが適切かと思います。 

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