019 滋賀県 藤ケ崎龍神社の磐座

【Introduction of Iwakura 19】


□分類:磐座(狭義の磐座)

□信仰状況:神社に祭祀されている

□岩石の形状:双岩

□備考:近くに龍を祀る洞窟あり


□住所:滋賀県近江八幡市牧町

□緯度経度:35°08'34.22"N 136°02'32.95"E

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神社という名称ですが、小さな祠しかなく、琵琶湖に面した二つの岩を祀っています。この間からは、琵琶湖を挟んで長命寺山と津田山が望めます。津田山には天之御中主神が祀られており、これらを意識して造られているようです。

近江八幡教育委員会が立てた看板によると、万葉集をはじめ、この地を詠んだ歌は40以上もあり、文芸史上随一の名勝地で、巨勢金岡がこの名勝を描こうとしたが、あまりの見事さに筆を捨てたことから、筆捨ての岡、水茎の岡、筆ヶ崎、硯ケ淵などの名を残しているそうです。

この反対側には、妙得竜神龍穴という洞窟があり、2匹の龍を祀っています。

龍がこの場所に出現するという意味から分類は磐座としました。

また、『藤崎龍神社 奉納献上詩 水茎岡有小神牧 往古浮島号亀山 南麓小安奥宮杜 北麓龍神地蔵濱 一圓眺望夢絵巻 万葉古今名歌残 龍神大蛇睦藤崎 実在証明有徳人 平成20年11月13日有川良房』という石碑が立っていますが、これは高天原宮守清掃人と称する有川天界氏が、祠をきれいに掃除すると竜神が現れて詩をくれたそうです。その事を賀茂神社の禰宜に話すとこの石碑を作ってくれたとのことです。 

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