088 兵庫県 淡路島の大町上の大岩
【Introduction of Iwakura 88】
□分類：岩石信仰（広義のイワクラ）
□信仰状況：祭祀されていないが信仰の形跡あり
□岩石の形状：巨岩単体
□備考：
□住所： 兵庫県淡路市大町上
□緯度経度：34°25’53.86”N 134°51’13.91”E
（googleに入力すれば場所が表示されます）
淡路島の大町上の田畑を見下ろす場所に大きな岩石があり、上部に足跡が残るといわれています。神社の社殿はおろか祠すらなく、ただの名前が付いた岩石、つまり奇岩の一種と思ってしまうのですが、『淡路國名所図会』によると、山の神の大岩と呼ばれていました。つまり、この巨岩は信仰の対象だったのです。
山の神を降ろしていたかどうかは定かではありませんが、信仰されていた巨岩であり、岩石信仰と分類しました。淡路島には、このような神社に祀られていない岩石も数多く残っています。
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